白髪染めの成分にも注意しよう

頭皮の健康を考えるうえでシャンプーや頭皮マッサージだけではなく
白髪染めなどの染子の成分なども注意しなくてはなりません。

 

白髪染めに配合されている成分は様々ですが、
できるだけ頭皮や髪の毛に優しい成分をたくさん使っているものを選ぶことで、
繰り返し染めてもダメージが蓄積しません。

 

2001年の化粧品規制緩和によって使えるようになったのが、HC染料です。
HC染料は分子が小さいので髪の毛に浸透しやすく、キューティクルを無理やり開く必要がありません。キューティクルの隙間に入り込み、地肌に付着しにくいです。タール系色素はアルカリ剤を使いキューティクルを分解するので白髪染めをするたびに髪の毛がもろくなります。タール系色素は種類によっては毒性が強くてアレルギーや発がん性の恐れがあります。また最近は白髪染めとトリートメントを一緒に行う商品に人気があります。トリートメント付き白髪染めの特徴は、従来のアルカリ剤や酸化染料を使わないことです。染料に選ばれるのは植物が多く、クチナシやヘナ、ウコンなどの色素が利用されます。クチナシやウコンは黄色の色素を持つため、白髪染めに使う時は他の色素を持つ植物と混ぜ合わせて黒色や茶色を作ります。
漆やアロエでかぶれる人はこれらの植物染料でアレルギーを起こすことがあるので、パッチテストを必ず行います。トリートメント成分として最近よく配合されるようになったのが、アルギン酸Naです。コンブやめかぶなど海藻に含まれる水溶性食物繊維で、海藻が太陽に当たってもすぐに乾燥しないのはアルギン酸Naのぬめりのおかげです。髪の毛に使用するとキューティクルが保護されて、髪の毛の乾燥を防げます。トリートメント付き白髪染めは、お風呂に入りながら白髪を目立たなくさせられます。

 

シャンプーで頭皮や髪の毛の汚れを落とし、通常のトリートメントを使うように髪の毛表面に塗ります。
10分〜15分ほど置いてから洗い流すと染料が浸透しやすいです。

 

刺激の弱い成分でできているため、手袋を着けなくても使うことができます。
一般的な白髪染めは1ヶ月に1回の頻度ですが、トリートメントを兼ねているので1週間に2回〜3回使います。反対にジアミン系の成分が入った白髪染めは質が悪いといえます。パラフェニレンジアミンなどのジアミン系は、アレルギー症状が出やすいです。頭皮の痒みやかぶれなどの症状が出ると、髪の毛を健康に保つことができません。ジアミン系は安価な白髪染めに入っていることが多いので、皮膚が弱いと分かっている人は少し高くても優しい成分のみで構成されたものを購入します。